大光院という寺で、島の中心部で住宅密集地の中にあります。
この島は本当に家が密集していて、路地が細く入り組んでいます。
しかも急坂もあったりでけっこうしんどい。
てくてく、くねくね歩くとありました。
入口をはいるとなぜか民家?
と思ったら、土産物が陳列されており、左側は大漁旗が納めてありました。
奥は閉店してますが、これも土産屋。
どうもかつては参拝者でにぎわう門前町のような場所だったのでしょう。
土産屋は島の特産の海苔とか売ってますが、店番せず奥で談笑してます。
本堂はまあ、こんな感じで、よくある大師堂みたいな雰囲気です。
本尊もこんな感じ。
しかし三重とか遠方の信者の方の寄進なんかもあって、それなりに信仰の広がりはあるのかなと思わせる寺でした。
さて目的の長心寺へ。
やや急な石段を登ると。
これまた高台にそんなに広くない境内ですが、きれいに手入れされてます。
その端のあたりに十王堂が。
簡素な小屋です。
扉を開けてみましょう。
こちらはずらっと横一列に並んでらっしゃいました。
写真にはうまく収まりませんでしたが、鏡、奪衣婆と12体あるうちの2体が司命、司録でしょうか、ありました。
ただし人頭杖はみあたらず。
閻魔王は一人だけ目がぎょろ目になって、尋常じゃない様子。
これだけ順調にあると嬉しくなります。
(③につづく)