こっそり狂言師

あまり狂言と関係ない記事ばかり書いてます。

若松園

豊橋豊橋

ということで豊橋へ。

もちろん建物探訪もです。
近いのになかなか行けなかったのですが、ようやっと行けました。

豊橋の公会堂がメインでして、行ったらカラオケ大会やってた。
盛大だなぁ。
さらに近所ではわぁわぁいってて、どこぞのお店で地元の人っぽいのが「鬼はいつ出るの?」みたいなこと会話してて。
どうやら有名な祭りの最中でした。
いってらギャグとしか思えない鬼の着ぐるみを着たのが、デフテックのマイクロみたいな動きでピョコピョコ跳ねてた。
けど物凄い人出で大変なことになってたので早々に退散。
(あとでしったのだか、そのあとに恐怖の行いがあったらしい。
なんと氏子衆が腰の袋から小麦粉を誰彼となくぶつける、ぶっかける、ぬりたくるという。
粉まみれになると無病息災だからしいが、知らずに参加してたら悲惨な目に合うところだったよ)

で、本題。

その豊橋の中心部にある和菓子屋さん、老舗らしき「若松園」。

イメージ 1


銘菓「ゆたかおこし」

昭和天皇行幸の折に献上したとか。
しっとり柔らか目のおこしで餡をはさんだもの。
素朴ながら上品ですわ。
ついつい食べてしまいたくなる味。
おこしがポロポロしてて良い食感。
また表面の千鳥の焼き模様がかわいいね。
欲を言えば、切れ目にあわせて一羽ずつだとうれしいわなぁとかワガママをいう。


イメージ 2


こちらはミカンゼリー?
いやいや「しろばんば」です。
と言われても存じませんでした。
文豪・井上靖の名作「しろばんば」に出てきて絶讃されているとか。
日向夏のゼリーだそうですが、これはうーむ。
ただのゼリー?
すみません、私には違いがわかりませんでした。
というかしろばんばの舞台って愛知県なの?

あと店内に細工菓子の松が飾ってあってびつくりするような出来だったり、そこかしこに老舗らしい雰囲気があって、地元の人らしいお客さんがひっきりなしに来たりと、地元に愛されている良い店なんだなと思いました。