野並から鳴海方面へ向かう途中、山下の交差点あたり。
もしくは伝治山から山下へ降りる途中。
目立つ御狐様がいらっしゃる森です。
これだけでけっこう近寄りがたいものがあります。
でもいちおう公演として整備されてるみたいなんです。
千里塚とかいうのがある千句塚公園。
千里なのか千句が正しいのかわからなくなる・・・
では稲荷さんへ参拝。
諸畑稲荷という神社だそうです。
いきなりこの雰囲気で、この先入るのがためらわれます。
三松稲荷大神とか
慶心大神とか例によってお稲荷さんらしく、謎の神々の碑があちこちに建っています。
さきほどの三松稲荷の奥の院というのがありまして。。。
出た!!
謎の洞窟。しかも手作りっぽい。
しかし向こうの恭代姫ってだれ?
でも入口柱には大慶製作所と書いてあるから、こちらが作ったのでしょうか。
いちおうプロの仕事なのかな。
でも入口すぐ脇の木彫りはこわい・・・
さらに奥をのぞくと、お不動さんらしい石像があります。
おこもりみたいになってますが、こわくて近寄れません。
さらに階段を上って頂上を目指します。
福正大神やら荒熊大神やら
また不動と、石碑の上が欠けてるようで、○○地御剱権白竜大神?
千代田大神に脇に黒龍と白龍
とまあ、こんな感じで階段や参道沿いには小さな石碑がおいてありまして。
山頂にやっとメインの諸畑稲荷の境内があります。
わりとがらんとしてます。
でも端に目をやると。。。
穴守大神、大杉大天狗
十石玉大神?
吉鴳大神?
やっと本殿です。
中をのぞくと由緒書きがありました。
なんやらいろいろ書いてありますが、どうやらここにかつてあった鳴海丹下城にあった稲荷社が、桶狭間の戦で織田軍に攻められて落城したときに燃えてしまったが、その後山科伊賀守が再建したとか。なんかしらんが霊験あらたかだから遠方からの参拝も多いとかの内容みたいです。
お狐さまはそんなこと関係なく涼しげな眼で遠くをご覧になっています。
さて、神社をあとに公園のさらに奥を目指します。
けっこうきれいに整備された緑地を抜けると、公園の完全に角に例のあれがありました。
そう、千里塚。
うっかりすると見落としそうな小さな石碑です。
蕉風の方にとか石碑マニアには格好のスポットなのかも
石碑自体は本当に小さいし、あとからアスファルトで整備した風だし。
字もそんなに達筆という感じもしない。
で、気になって裏をみてみたら
読みにくいが、千句塚碑って書いてない?
こっちが本来の碑で、この字が芭蕉の字じゃないのかな?
なんだか稲荷社以上に謎な碑だった。
ひさしぶりに恐怖を感じた神社でした。
昼間に訪れることをすすめます。
しかしきれいに管理されてるから、氏子さんたちは熱心なんだろうな。